三菱重工業と関連会社である日本輸送機は11月29日、2013年4月1日に、三菱重工のフォークリフト事業を会社分割によりニチユが承継すると発表した。
両社が事業を統合することで、商品ラインナップの充実、販売ルートの共通化・最適化、効率的且つ市場ニーズに即した製品開発、原材料の調達と生産の最適化、グループ全体での人員配置や設備投資の最適化、等の効果が見込まれ、グローバルな競争力を強化することが可能となる。
また、機動的かつ柔軟に対応できる組織構造に転換し、両社の開発技術の融合や新事業領域への展開を図り、今後一層の事業強化と成長分野への取り組みを加速し、フォークリフト事業で世界第三位グループとなる企業を構築し、グローバルなリーディングカンパニーを目指す。
三菱重工のフォークリフト事業の売上高は1140億4300万円。