国土交通省は12月3日、中日本高速道路が管理する中央自動車道笹子トンネル内の天井板落下事故を受け、対象となる道路の緊急点検をすると発表した。
対象となるのは、 東日本・中日本・西日本高速道路、首都高速道路、阪神高速道路及び本州四国連絡高速道路の管理する有料道路、一般国道(国が管理する指定区間の国道)。
点検の内容は、「天井板の吊り金具と固定金具」、「天井板の吊り金具の固定部分付近および台座部の覆工コンクリートの健全性」、「天井板の変形・破損の有無」、「その他、天井板等の落下に繋がる可能性のある事象の有無」について。
点検の方法は、近接目視と打音、触診による点検を実施(天井板に実際に上がって点検を行う)としている。