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トラックス/成長型クラウド運送業務管理システムを提供

2013年01月25日/IT・機器

トラックスは1月24日、成長型クラウド運送業務管理システム「DriveDoor」のサービスを1月から開始すると発表した。

<システムの利用イメージ>
20130125trucs - トラックス/成長型クラウド運送業務管理システムを提供

トラックの運送業務管理システムをネットで運用管理するシステムで、月額15000円で提供する。

サービス内容は、運送業務管理で必要となる一通りの機能を備え、運行管理では、配車一覧、配車運行表、配車依頼書・配車指示書、点呼記録簿に加えて、デジタコ情報やETC情報の取込を簡単にできるようにしている。

車両管理、車両整備管理、乗務員管理、請求管理(請求書出力、期末処理)、入金支払管理、法定調書管理といったきめ細かな内容も対応している。

さらに、荷主管理では、取引先別帳票出力、売上明細表、得意先別売上日報、得意先別売上日計表、売掛残高一覧表、得意先別年間月別売上対比表といった幅広い、取引先管理ができる。

傭車管理、仕入先管理、多数の帳票なども提供できるようになっている。

ほとんどの運送業務が含まれており、定期的(4半期ごと)に、利用者の要望、使い勝手の向上を狙いにバージョンアップをする予定で、バージョンアップのメリットを全利用ユーザーが無償で使用できる。

請求書のレイアウトは、請求書に出したい項目、ユーザーが発行する相手先ごとに細かく請求書を割り振ることができる。

他のシステムとの連携があることを前提に構築しているため、幅広い分野の業務システムとの容易に連携が可能となっている。

例えば、デジタコ連携、基幹などとの連携で車両にかかるコストや人件費を細かく自動計算できる。

運送管理システムは、PCにスタンドアロン型のパッケージ・ソフトウエアをインストールして運用するケースが中心だが、DriveDoorは、様々な運送管理業務をブラウザ上で、すべて運用できる。

このためPCのOSのバージョンアップ、PCの不具合等の障害といったPC側の問題を払拭でき、ネット環境があれば、どこでも利用できる。

同社では「今まで、システム運用が難しかった運送会社、営業所とのシステム連携などでコストアップが必要だった分野などで、簡単に運用ができる」として、幅広い利用を見込んでいる。

価格は、初期費用が70,000円、月額費用15,000円(基本)、営業所1拠点追加で3,000円。

インターネット環境が必須で、ID 発行数は制限を設けない。

なお、リアルタイムの運送情報管理オプションを1台当たり300円/月、リアルタイム動態管理オプションも300円で、4月からの提供を予定している。

初年度で300社の利用を目標としており、早い段階で1000社にしたいとしている。

■問合せ
トラックス
http://trucs.jp

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