LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





丸全昭和運輸/4~12月の当期利益5.1%増

2013年02月09日/決算

丸全昭和運輸が2月8日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高653億1400万円(前年同期比0.3%減)、営業利益32億3100万円(0.7%減)、経常利益36億8600万円(3.2%増)、当期利益22億9400万円(5.1%増)となった。

物流事業の売上高は520億5800万円(0.5)増、営業利益は21億2200万円(2.4%増)となった。

そのうち貨物自動車運送事業は、関東地区では樹脂等の3PLの新規受注や、建設機械部品・燃料計量器・自動車部品・住宅建材等の取扱増加に伴う輸送量の増加もあったが、一部の食品関係の業務終了や医療用フィルムの取扱減少・非鉄金属等の取扱減少により減収となった。

中部地区は、ステンレス関係の輸送業務統合に伴い取扱量が増加し、関西地区でも日用雑貨や断熱材・樹脂製品・介護用品等の取扱が増加し、全体では増収となった。

港湾運送事業は、石炭や青果物の取扱増加もあったが、ステンレス屑や飼料・ニッケル等の輸出入の減少や、建設機械の部品・製品の輸出取扱が減少し、減収となった。

倉庫業は、関東地区では航空貨物の減少による取扱減少もあったが、建設機械部品の取扱が増加し、研磨材料・樹脂等の取扱も増加したことにより増収となった。関西地区でも、樹脂・化成品の取扱が増加し、全体で増収となった。鉄道利用運送業は、断熱材・建材製品やゴム製品のJRコンテナによる輸送取扱増加により増収となった。

通期は、売上高920億円(5.6%増)、営業利益46億円(9.2%増)、経常利益49億円(4.6%増)、当期利益30億円(13.0%増)を見込んでいる。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース