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沢井製薬/100億円投じ、関東工場の新製剤工場稼働

2013年03月01日/生産

沢井製薬は3月1日、関東工場(千葉県茂原市)敷地内に新製剤工場が竣工し、稼働した。

投資額は100億円で、年間の生産能力として20億錠で、沢井製薬全体では80億錠となり、急な需要増にも対応できる体制となった。

将来のジェネリック医薬品の需要増に対し、柔軟に対応するための予備スペースがあり、機械の追加導入により、40億錠まで生産能力を引き上げることができ、同社全体で年間100億錠の生産体制の構築が可能となる。

多品種少量生産というジェネリック医薬品の特徴から、災害等へのリスクマネジメントは喫緊の課題として、既存の三田工場(兵庫県三田市)、大阪工場(大阪市)、九州工場(福岡県飯塚市)、第二九州工場(福岡県飯塚市)との製造機械の共通化等を図った。

相互補完によるリスク分散体制の構築を進め、耐震設計、2系統受電等による災害対策も行っている。

新製剤工場の概要
名称:関東工場(既存の製剤工場は取り壊し予定)
所在地:千葉県茂原市東郷1900-1
事業内容:医療用医薬品(内服固形製剤)の製造
投資額:約100億円
構造:S造(鉄骨構造)・耐震構造(事務・品質管理棟:3階建、工場棟:5階建)
敷地面積:87,477㎡(旧87,477㎡)
延床面積:24,551㎡(旧7,402㎡)別途シリンジ棟3,623㎡
就業人数:176名(旧113名2011年9月30日現在)

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