グッドマングループは3月7日、グッドマン香港ロジスティクスファンド(GHKLF)が、香港・クワイチュン(葵涌)港の香港ATL ロジスティクスセンター(ATL)の所有権25%とCSXワールドターミナルの所有権を共同所有すると発表した。
<香港ATL ロジスティクスセンター>
世界最大級のコンテナターミナル運営会社であるDPワールドとの共同所有で、取得価格は4億5000万米ドルとなる。規制当局等からの許認可取得後、取引の手続きは今年度末頃完了する予定。
この買収により、中国でのリーディングプレーヤーとしてのグッドマンの運用する物流不動産の総面積は220万㎡となった。
GHKLFは、コンテナ港に戦略的に位置する世界最大の物流施設である総賃貸面積55万2000㎡のATLの所有権25%を取得。
共同所有者となるグッドマンとDPワールドは、それぞれのノウハウを活かして、引き続きATLとコンテナターミナルの物件管理を継続する。
買収資金の大半は、GHKLF の既存投資家から調達した総額3億米ドルのエクイティにより賄われる。
なお、ATLは1984年から1994年の間に5段階の工期で建設され、各階にランプウエイを装備している地上13階建ての物流施設。
総賃貸面積約55万2000㎡規模の世界最大級の物流施設で、60社の顧客が入居しており、稼働率は98%にのぼる。
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