シーネットは、物流向け音声認識システムの新バージョン「ci.Himalayas/voice/anywhere」の販売を開始した。
ci.Himalayas/voice/anywhereは、野外や工場などのオフライン環境で利用可能なこと。従来の音声認識システムは、無線LAN環境での利用を前提としており、音声サーバーにリアルタイムにアクセスすることにより作業指示の出力や作業実績の収集を行っていた。
音声認識端末内のデータベースと連携し、オフライン環境でもデータ照合をすることが可能。
これにより、無線LAN環境が整っていない倉庫や、屋外などでの利用が可能となり、場所を問わず音声認識システムを利用することができる。
これまで倉庫内でのピッキングや検品などの物流作業に特化したシステムとして注目されていたが、今後は倉庫外のさまざまなフィールドワークでも音声認識システムによる業務改善を行うことが可能となる。
屋外での検針作業や保守・メンテナンス作業、訪問介護記録や配達記録作成など、多彩な利用シーンで導入が可能。
部分認識機能により、商品名の一部分だけで該当商品の検索が可能。これにより、バーコードの無い商品の作業において作業効率向上やミス防止が可能となる。
不特定話者方式でありながら、特定話者の学習機能を搭載。合成音声の音量や速度のカスタマイズが可能などの特徴を持つ。
音声認識端末はライセンスを含め50万円~、システム構築は500万~4000万円、年間30セットで3億円の販売を見込んでいる。
詳細
http://www.cross-docking.com/service/voice-anywhere/
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