川崎汽船のインド現地法人KLIN社は4月16日、インド国内での内航オペレーター事業に参入したと発表した。
ばら積み船による鉄鉱石輸送で、KLINが 5万6000DWT型のばら積み船をスポット傭船、インド東岸で約5万5000トンの鉄鉱石を積み込み、西岸のムンバイ港まで無事輸送、荷揚げを完了した。
今後は本航海を皮切りに鉄鉱石や石炭などばら積み貨物の内航輸送需要をとらえながら、事業の拡大を見込んでいる。
インドでは先に開始した二輪輸送用の3段積みシャーシサービスや鋼材の陸送事業も順調であり、顧客の要望を重視した地域密着型の物流事業を総合的に展開していくとしている。