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川崎近海汽船/新造船建造等の投資、3年間で115億円

2013年05月08日/決算

川崎近海汽船は5月8日、近海部門の収支改善と新鋭船の投入を骨子とした中期経営計画を発表した。

中期経営計画の数値では、2016年3月期の売上高を457億円(2013年実績は424億6200万円)、営業利益28億円(2013年実績は17億6100万円)、経常利益26億5000万円(2013年実績は16億4600万円)、当期利益17億円(2013年実績は10億7200万円)としている。

投資計画では、近海部門と内航部門で新造船建造等に対する投資規模は、3 年間で総額115億円を予定している。

近海部門では、バルク輸送で、ばら積船の船隊整備を進め、顧客ニーズに応じた競争力のある船腹提供を心掛け、新規市場への業容拡大とともに収益力の向上に努める。

さらに、木材輸送と鋼材雑貨輸送では、船腹量の適正化を図り、アジア域内での競争力を高めて収支改善に取り組むとしている。

内航部門では、不定期船輸送で、石灰石専用船、石炭専用船の安定輸送継続に傾注し、将来に向けたリプレースのタイミングを図る。定期船輸送では、北関東を中心に北海道から九州までの輸送量拡大をめざして、新造代替船への切り替えを図る。

フェリー輸送では、前年4月に投入した「シルバープリンセス」に続く最新鋭船「シルバーエイト」の連続投入で、さらなるサービスの向上に努めるとしている。

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