矢崎エナジーシステムは5月22日、画像認識によるレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告、ふらつき走行警告)機能を搭載した「YAZAC-EYE3(LDW)」を6月初旬より発売すると発表した。
<YAZAC-EYE3T>
YAZAC-EYE3(LDW)は、画像を記録するだけでなく、カメラの画像認識技術を活用したレーン・ディパーチャー・ウォーニング機能をドライブレコーダーに搭載した。
既に搭載している速度変化による危険兆候検知を加えて速度と画像の両面で危険兆候を自動検知し、警報する。
今回追加するレーン・ディパーチャー・ウォーニング機能は、ドライブレコーダーのメインカメラによる画像認識のため、新規購入でも、既に導入済でも機器の追加は一切不要。
指定の販売店がYAZAC-EYE3(LDW)に本体プログラムを更新、設定するだけでレーン・ディパーチャー・ウォーニング機能を利用できる。
レーン・ディパーチャー・ウォーニングの機能は、車線逸脱警告とふらつき走行警告の二つで、車線逸脱警告は、ウィンカーを作動せずに車線を超えた場合、ドライバーに音声で警告する。
ふらつき走行警告は、車線逸脱警報と同様、ウィンカーを作動せずに車線を超えたり戻ったりを3回繰り返した場合、ふらつき走行と検知してドライバーに音声警告する。
音声警告の他に、車線逸脱とふらつき走行(以下、危険運転)の検知をイベントとして前後最大60秒の画像記録が可能となっている。
ドライバーを撮影するオプションカメラを併用し、危険運転発生時の運転状況の画像記録を検証すれば、具体的な再発防止策を実施できる。
販売価格(税込み)は、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(LDW)機能は1万500円(本体、取付費別)、本体価格は、YAZAC-EYE3本体10万5000円(取付費別)などで、初年度の販売計画は1万台。
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矢崎エナジーシステム
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