ヤマト運輸は6月27日、第14回物流環境大賞で、「ネコロジー」の推進により物流環境啓蒙賞を受賞したと発表した。
ヤマトグループの環境保護活動であるネコロジーは昨年6月から同社と顧客を結ぶ合言葉として活用。物流の「包む」「運ぶ」「届ける」を中心とした各シーンで環境に配慮した取り組みを行っている。
ネコロジー推進により、社員が環境問題を自分のこととして捉えるようになり、各地域で節電やエコドライブなど自主的な環境保護活動に取り組んでいる。
例えば、愛媛県では地元の高校生と連携し、台車や新スリーター(リヤカー付き電動自転車)といった環境に配慮した集配ツールの開発・改良を行っている。
各種取り組みの結果、2012年度の宅急便1 個当たりの原単位CO2排出量は基準年である2002年度と比べ40%削減と大きな成果を出している。