インテックは7月9日、動態管理クラウドサービス「i-Lism(アイリズム)」とスマートデバイスを用いて、スーパーマーケットのエコスによる配車管理の実証実験を7月から約2か月間実施すると発表した。
<インテック動態管理サービス「i-Lism」>
<GoogleマップTracks APIを利用したインタラクティブな動態管理機能を提供>
実験では、Googleマップで、Googleが提供するアプリケーションの新機能「Tracks API」を活用する。
「i-Lism」とスマートデバイスを活用してトラックの動態管理を行うことにより、どの程度業務改善へとアプローチできるかを検証する。
初期投資の少ないスマートデバイスを活用することで、エコスが管理する配送トラックの位置や状態を動的に「見える化」し、到着時刻の予測の精度を向上させ、店舗での荷受作業の効率化、配送ルートやスケジュールの改善につなげる。
今後、「i-Lism」と「AR(Augmented Reality:拡張現実)」や GPS の電波が届かない場所でも位置情報を取得できる「屋内位置推定技術」との連携、機能拡張なども予定している。また、インテックのビッグデータ処理技術を応用し、マーケティング・販促分野で位置情報を活用するサービスも展開していく。