ヤマハ発動機は8月1日、コンベア機器に代わる次世代搬送機器、リニアコンベアモジュール「LCM100」を開発し、発売を開始する。
<ヤマハ リニアコンベアモジュール「LCM100」>
「LCM100」は、リニアモータとスライダ、コントローラのセットで1モジュールとなり、スライダの上にワーク(搬送物)を載せて搬送・位置決めをする。
<LCM100の動き 動画>
従来のコンベアが一定速度・同一方向にワークを“流す”のに対し、それぞれのスライダの動作方向や停止位置などの動きを制御し、高速・高精度に“動かし、位置決め”することができる。
そのため、従来のコンベアでは不可能だった高度な搬送工程を実現する。
価格は、オープン価格で、初年度販売計画は400台。
■ヤマハ リニアコンベアモジュール「LCM100」
http://www.yamaha-motor.co.jp/robot/lineup/lcm100/