LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





スズキ/浜松工場の投資額を110億円増額

2013年08月22日/生産

スズキは8月22日、静岡県の浜松市都田地区工業団地に建設する工場と研究開発・実験施設の事業計画を一部変更し、その総称を「浜松工場」とすると発表した。

浜松工場の北ブロックには二輪車、四輪車、次世代環境車のパワートレイン関係の部品製造を行う部品工場を建設する。

南ブロックには二輪車のエンジン製造と次世代環境車等のパワートレインの製造を行う二輪工場と二輪車、次世代環境車の研究開発、実験を行う二輪技術センターを建設する。

都田地区工業団地に関する計画は当初、北ブロックに二輪車と次世代環境車の開発・設計を行う都田技術センター(仮称)、南ブロックに二輪車エンジン組み立て、次世代環境車等の生産を行う都田工場(仮称)の建設を計画していたが、施設配置の見直しを行い、事業計画の変更について浜松市に承認されたもの。

投資額は当初計画の約500億円から増額となる約610億円を見込んでいる。

2014年1月より着工し、北ブロックは2016年末、南ブロックは「二輪技術センター」の一部が2015年中に稼働し、「二輪工場」は2017年中の完成を目指し、状況を見ながら建設計画を進めていく予定としている。

■浜松工場の概要
北ブロック(部品工場)
事業内容:二輪車、四輪車、次世代環境車のパワートレイン関係の部品製造工場
地積:9万1167㎡
建築面積:約2万1000㎡
投資額:約120億円

南ブロック(二輪工場・二輪技術センター)
事業内容:二輪車のエンジン工場、次世代環境車等のパワートレイン工場
、二輪車、次世代環境車の研究開発、実験施設
地積:17万6824㎡
建築面積:約6万4500㎡
投資額:約490億円

総投資額:約610億円

関連記事

生産に関する最新ニュース

最新ニュース