日立物流は、新たなビジネスモデル・ツールを開発する。
<スマートロジスティクスのイメージ>
新規営業開発、新規拠点計画等への活用、日立グループ物流改革、日立物流グループ内運営改善へ応用を進める狙いで、スマートロジスティクスを目指す。
倉庫・拠点配置の最適設計で提案力を強化する「スマート・コンフィギュレータ」、倉庫運営効率向上の仕組みを実現し、低コスト化を図る「スマートウェアハウス」、経営の可視化を目指す「物流経営コックピット」といったビジネスモデルツールを2014年度実用化を目指す。
いずれも、日立製作所と連携し、物流現場で実証実験を進めている。
なお、同社は2013年3月期第2四半期決算で減益となったが、ビジネスモデル・ツールの開発とともに、構造改革推進による収益基盤の強化、新規事業の安定軌道化、自動車関連新規顧客の開拓を進め、収益の向上を図る計画だ。