経済産業省が10月31日に発表した9月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1760万kl、前年同月比2.9%増と前年を上回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(450万kl、15.8%減)、アラブ首長国連邦(445万kl、9.3%増)、カタール(188万kl、21.1%減)、ロシア(151万kl、380.5%増)、クウェート(140万kl、11.4%増)、となっている。
中東依存度は83.2%、前年同月に比べ5.2ポイント増と2か月連続して前年を下回った。
燃料油の在庫は1190万kl、前年同月比3.1%減と前年を下回った。
油種別にみると、ナフサとジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、灯油、軽油、A重油とB・C重油は前年同月を下回った。
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