日本郵船が10月31日に発表した2014年3月期の第2四半期決算は、売上高1兆891億2700万円(前年同期比15.4%増)、営業利益199億7200万円(11.7%増)、経常利益256億3100万円(95.9%増)、当期利益205億600万円(前年同期は41億4900万円の当期損失)となった。
コンテナ船部門は、全般的に荷動きは伸びたものの、相次ぐ新造大型船の竣工と欧州航路への投入、これに伴う他航路での船型大型化により供給過剰が続き、運賃は下落した。定期船事業全体は、前年同期比増収となったものの、損失を計上した。
物流事業全体としては前年同期比増収となり、前年同期と同水準の利益を計上した。
不定期専用船事業全体では、前年同期比で増収、大幅な増益となった。
通期は、2兆1910億円(15.5%増)、営業利益420億円(140.9%増)、経常利益500億円(181.9%増)、当期利益300億円(58.8%増)を予測している。
アルプス物流 決算/4~6月の売上高5.9%増、営業利益11.9%減