資源エネルギー庁が12月26日に発表した11月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1159万kl(前年同月比2.6%増)と2か月連続で前年を上回った。
輸入先国は、量が多い順にサウジアラビア(513万kl、2.5%増)、アラブ首長国連邦(452万kl、4.8%増)、アメリカ合衆国(62万kl、215.7%増)、クウェート(59万kl、28.1%減)、カタール(43万kl、20.3%減)となっている。
中東依存度は92.1%で、前年同月に比べ3.0ポイント減と2か月連続で前年を下回った。
燃料油の生産は1158万kl(0%増)で前年と同水準。油種別にみると、ジェット燃料油、軽油およびB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油およびA重油は前年同月を下回った。
燃料油の在庫は985万kl(2.9%減)と2か月連続で前年を下回った。油種別にみると、軽油およびA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油およびB・C重油は前年同月を下回った。
石油統計速報/8月の原油輸入量1.9%減、中東依存度は95.8%
