日本トランスシティが11月8日に発表した2014年3月期第2四半期業績によると、売上高435億7800万円(前年同期比2.9%増)、営業利益19億1700万円(4.6%減)、経常利益22億7500万円(4.2%減)、当期利益13億4900万円(8.1%減)となった。
総合物流事業において、倉庫業では、倉庫保管残高は前年同期に比べ減少したが、入出庫にかかる取扱量は増加し、保管貨物回転率も改善した。
物流加工業務にかかる取扱量も順調に増加し、港湾運送業では、四日市港での海上コンテナの取扱量は前年同期に比べ増加し、輸入原料の取扱量は前年同期並に推移したが、完成自動車の取扱量は輸出、国内向けともに減少した。
陸上運送業では、主力のトラック輸送ならびにバルクコンテナ輸送の取扱量は前年同期に比べ減少したが、鉄道貨物の取扱量は増加した。
国際複合輸送業では、海外での取扱いが順調に推移したことから、海上輸送と航空輸送の取扱量は前年同期に比べ増加した。
結果、総合物流事業全体の売上高は、前年同期比2.9%増の430億5300万円となった。
通期は、売上高870億円(2.7%増)、営業利益37億円(18.7%増)、経常利益40億円(0.5%増)、当期利益25億円(31.2%増)の見通し。
日本トランスシティ/4~12月の売上高6.9%減、営業利益21.5%減