キユーソー流通システムが7月3日に発表した2025年11月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高996億6000万円(前年同期比4.5%増)、営業利益30億7100万円(5.2%減)、経常利益26億3000万円(11.4%減)、親会社に帰属する当期純利益14億6700万円(11.4%減)となった。
セグメント別では、共同物流事業の売上高は、適正料金施策や既存取引の拡大などにより、前年を上回り677億9300万円(4.9%増)となった。営業利益は、運送・倉庫のコストアップなどがあったものの、増収による利益増加やコスト改善などにより16億2800万円(18.4%増)となった。
専用物流事業の売上高は、適正料金施策が進捗したものの、チェーンストアに関する取引減少などにより、前年を下回り195億3800万円(0.4%減)となった。営業利益は、労務費などの費用増加があったものの、適正料金施策や、チェーンストアに関する取引減少による収益の適正化などにより、前年を上回り6億6800万円(3.2%増)となった。
関連事業は、国内における車両・燃料販売の増加や、インドネシアの配送業務の取引拡大などにより売上高は123億2800万円(11.3%増)。営業利益はインドネシアにおける保管貨物の減少などにより7億5800万円(同36.7%)だった。
通期は、売上高2000億円(2.5%増)、営業利益56億円(0.7%増)、経常利益42億円(14.1%減)、親会社に帰属する当期純利益23億円(13.6%減)を見込んでいる。
キユーソー流通システム 決算/12~2月の売上高4.5%増、営業利益2.7%増