丸全昭和運輸が2月7日に発表した2014年3月期第3四半期決算によると、売上高662億8100万円(前年同期比1.5%増)、営業利益32億4700万円(0.5%増)、経常利益36億7700万円(0.2%減)、当期利益25億1500万円(9.6%増)となった。
貨物自動車運送事業は、 関東地区では建設機械製品等の減産に伴う取扱減少や食品関係の業務終了があったが、高機能樹脂の新規受注や日用雑貨と住宅関連器材の取扱いが、増加した。
中部地区では食品添加物の新規受注やステンレス原料および住宅建材の取扱いが増加し、関西地区では日用雑貨の新規受注や住宅関連器材の取扱増加があり、全体としては増収となった。
港湾運送事業は、ディーゼルエンジンや建設資材の輸出業務と穀物類の取扱増加もあるが、建設機械の輸出取扱の減少やプラント案件の終了等により、全体としては減収。
倉庫業は、関東地区で研磨材料や断熱材等の取扱増加とモバイル製品の新規受注があった。中部地区では家電・蓄電池・飲料等の取扱増加があった。関西地区では日用雑貨の取扱いが大きく増加し、全体としては大幅な増収となった。
鉄道利用運送業は、農機具等のコンテナ利用があり、若干の増収となった。
結果、物流事業の売上高は535億6600万円(2.9%増)、営業利益は21億5700万円(1.6%増)だった。
通期は、売上高890億円(3.3%増)、営業利益45億円(14.5%増)、経常利益48億円(9.2%増)、当期利益29億円(14.1%増)を見込んでいる。
NSユナイテッド 決算/4~6月の売上高12.5%増、営業利益0.3%増