商船三井は2月14日、104型(載貨重量10万4000トン型)幅広石炭船の第1番船「AKATSUKI(暁)」が、サノヤス造船水島製造所で竣工した。
主に国内電力会社向け石炭輸送の最適船型として設計されたもので、高い経済性を実現した最新鋭船として今後順次竣工する。
喫水制限港での積高を確保するとともに、国内主要発電所やコールセンター(石炭貯蔵施設)に入港可能な最大級の石炭船として、積高最大化を実現。
係船力を強化した係留装置を備えるなど、最新の安全仕様を採用。高効率主機関の採用など省エネ仕様により低燃費を実現したとしている。
■AKATSUKI(暁)概要
全長:235.0m
全幅:43.0m
喫水:14.4m
載貨重量:10万4939トン