コスコ・コンテナラインズ(コスコ)とShanghai PANASIA Shippingは3月10日、青島税関の危険品輸送時のB/L分割指示に基づき、当地に貨物が到着後通関が行えない等の貨物滞留状態の発生を防ぐため、当地税関規定に則り作業を開始すると発表した。
B/L分割作成が必要な輸送は、同一コンテナに通常品目と危険品目を混載時に、同一の船社予約番号(Booking#)で括られる輸送に関し、複数のコンテナを用いて危険品と通常品を夫々輸送させようとする場合。
コスコへ貨物明細(DOC,ACL等)を頂く際に、通常品目と危険品目に情報を分けて提出。コスコは分割された情報に対して夫々船荷証券(含Sea waybill)を作成・発行する。
作業開始船は、TAKEKO V.844W (東京 3/25 横浜3/25-26 青島 3/29)、UMEKO V.853W (大阪3/24-25 神戸 3/25 青島 3/29)となる。
なお、この作業指示は現在のところ青島税関のみの通達で、上海等中国国内他の税関当局から同様の指示は出ていない。