いすゞ自動車は3月27日、国土交通省にフォワードのリコールを届け出た。
不具合の部分は電気装置(制御ユニット)。
トラックのインパネ下側に設置されている自動クラッチ付機械式変速機制御ユニット、CNGエンジン制御ユニットまたはトレーラ情報制御ユニットで、上方に設置されているヒータ内を循環する冷却液(不凍液)のメンテナンス (交換)が不適切な場合、冷却回路に錆が発生することで、ヒータコアに亀裂が発生し、冷却液が漏れて制御ユニットに滴下することがある。
そのため、そのまま使用を続けると、制御ユニット内部に冷却液が浸入し、制御回路の短絡により警告灯が点灯し、制御に支障を来し、または、火災に至るおそれがある。
リコール対象車の台数は計1万3523台。不具合の件数は0件、事故はない。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001032759.pdf