グッドマンは4月9日、大阪府堺市に最新鋭の物流拠点「グッドマン堺」を竣工した。
＜北東面鳥瞰＞
＜北東面外観＞
規模は、敷地面積6.6万㎡、4階建て、賃貸面積13万㎡で、マルチテナント型のハイスペックな4階建て物流施設で各階にアクセス可能なランプウェイを完備している。
西日本で初めてのLEEDコア＆シェル（構造躯体）評価システムで、ゴールド予備認証取得。
日本通運、日新、ケイヒンなどの国内の主要3PL企業と賃貸借予約契約を締結し、100％リースアップを完了している。
なお、グッドマン堺の竣工時の資産価値は2億7500万USドル。
＜1Fエントランス＞
＜3Fトラックバース＞
＜3F車路＞
＜4Fテラス＞
＜4Fラウンジ＞
＜モノリスサイン＞
＜ランプ＞
＜中央車路＞
＜風除室＞
日本通運の新居康昭取締役執行役員は「グッドマン堺は、グッドマンが開発用地を取得する段階から緊密な連携を維持し、日通と荷主企業の要望を反映した開発が実現した。グッドマンは革新的なソリューションを生み出す努力を惜しまないディベロッパー。日本では他に類を見ないほどユニークでハイクオリティーな物流施設で、庫内で働くスタッフと荷主企業の方たちも満足していただける魅力的なスペースとして、今後長きにわたり施設を利用させていただくことを嬉しく思う。」とコメント。
グッドマングループのグレッグ・グッドマンCEOは「ランドマークプロジェクトであるグッドマン堺の開発は、計画したスケジュールの遅延なく、目標予算内で竣工することができた。グッドマン堺は、物流不動産市場で新たなベンチマークとなるハイクオリティーな施設で、庫内で働く人々に快適な職場環境を提供するととともに、サステナビリティにも配慮したスマートな設計が特徴。グッドマングループがグローバルに展開する物流施設開発の粋を集めた、最新鋭の優良物流スペースを提供する。また国内有数の3PL企業複数社と賃貸借予約契約を締結しており、竣工5か月前に全フロアのリースアップを完了した」とコメントしている。
グッドマンジャパンのポール・マクギャリーCEOは、「本開発プロジェクトの開始時から、グッドマン堺を日本での物流不動産の新たなベンチマークとすることを、ビジョンとして進めてきた。グッドマンは、顧客との十分なコミュニケーションによりそのニーズを理解し、設計会社、インテリアデザイナー、施行業者との緊密な連携によりグッドマン堺を完成させ、ユニークで革新的な物流スペースを提供する。グッドマン堺の成功が示す通り、グッドマンはマーケットをリードする強力なブランド力を活かして、物流不動産市場に新たなベンチマークを創造した」と述べている。
■グッドマン堺
所在地：大阪府堺市堺区築港八幡町1
敷地面積：6万6000㎡
賃貸面積：13万㎡
構造：4階建・ランプウェイ
