ボーイングは4月8日、5基目のGPSⅡF衛星を米空軍に引き渡し、これによりGPSの精度を向上させたと発表した。
5基目の衛星は、世界中のユーザーに正確な位置情報、ナビゲーションやデータを送るタイミングなどを大きく向上させた、としている。
5基目のGPSⅡF衛星が打上げられたのは2月20日で、米空軍はGPSシステムの運用を行い、ボーイングは衛星の配置、搭載ロケットのテスト、衛星の安定化やナビゲーション機器の起動などの作業を行った。
GPSⅡF衛星が加わったことで、ボーイングは衛星群を何年にも亘って維持・近代化していく。