豊田自動織機、トヨタL&Fカンパニーは4月14日、国内排出ガス規制に適合する自社開発の新型トヨタ産業用エンジン(トヨタ1ZSディーゼルエンジン、トヨタ1KDディーゼルエンジン)を国内向けフォークリフトに搭載すると発表した。
トヨタL&Fは今秋以降、顧客の環境負荷低減ニーズの高まりを踏まえ、DPFを用いることなく、国内の排出ガス規制に適合したエンジンをフォークリフトに搭載し、大幅な燃費低減をはじめとする環境性能の向上はもとより、作業安全に貢献する安心機能も追加する。
積載荷重3t以上のクラスでは、電動車では連続稼動時間や作業性の制限があり、低燃費で排出ガス規制に適合したエンジンを搭載したフォークリフトが求められていた。
なお、昨年、北米市場で、米国排出ガス規制(Tier4)に適合した1ZSディーゼルエンジン、1KDディーゼルエンジンを搭載した新型フォークリフトの販売を開始した。業界トップレベルの燃費性能が評価され、販売台数は順調に推移している。
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