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日本フルハーフ/タイの車体メーカーに資本参加

2014年05月13日/国際

日本フルハーフ(NFH)は5月12日、タイのトラック用車体の製造・販売会社Mahajak Coldchainの70%の株式を取得すると発表した。

アルミニウムを使用したバン型車体の開発・製造技術を投入し、高品質、軽量で耐久性の高い車体を現地で生産する。

輸送トラック市場は都市内配送のピックアップトラックから中型、大型トラックまで多岐に渡る。

NFHは日本国内で永年培われた軽量で耐久性の高い車体技術、冷凍車技術、省力化技術、積荷を安全に守る技術を豊富なバリエーションで提供する。

Mahajak Coldchainの冷凍車製造技術は国内トップクラス。同社がNFHと手を組むことで、タイ王国のコールドチェーン輸送の発展をさらに加速、推進する。

将来的にはタイから周辺国への製品輸出や中国山東省で既にNFHとの合弁会社が生産しているトレーラ、ウィングといった製品、部品の補完体制を図り、アジアでの高品質輸送に寄与する企業として発展していくとしている。

■会社概要(日本フルハーフ資本参加後)
商号:Fruehauf Mahajak
所在地:バンコク都 ノンチョク区(バンコク中心部より40分)
資本金:2億バーツ
株主構成:日本フルハーフ70%、マハジャック・グループ(創業者一族7名)30%
敷地面積:2万5600㎡(Mahajakグループ事業用地の一部を賃借)
事業内容:各種自動車用車体、断熱パネルの製造・販売、ほか付帯事業
収益計画:売上高7億バーツ(2017年度)
新体制開始(予定):2014年7月1日

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