サトーは5月20日、アパレル企業のRFID導入に必要な機器をワンパッケージにしたエントリーキットを発表した。
＜機器構成＞
店舗と物流センターでRFIDラベルの発行や入出荷／棚卸の読み取りを簡単にスタートできる。
ソフトウェア一式と機器をワンパッケージで提供し、インレイの選定や複雑なシステム構成、読取データの連動などを検討する必要がない。1店舗から数店舗単位の店頭実証をスムーズにスタートさせることが可能。
小型プリンタ、ICタグ2万枚、POS読取用RFIDテーブルスキャナ、ハンディターミナル、ブランドタグへの取付用具と、管理用PCにインストールするソフトウェア一式をセットで提供する。
入荷データまたはバーコードを読み取り、小型プリンタでICタグを発行。プリンタはコンパクトサイズなので店頭、バックヤードのどこにでも設置できる。
ラベルタイプのICタグを推奨インレイで用意。2万枚あるので、商品が5000点の場合は4回分をカバーする。
UHF帯ICタグならではの一括読取で、1枚ずつ読取が必要なバーコード管理に比べて作業効率が大幅に向上する。SKU＋シリアルで個品管理も可能。重複読み取りを防いで正確な管理ができる。
テーブルスキャナにより、レジ台に商品を置くだけで商品情報を一括読取。包装しながら読み取れるので、会計時間を短縮して顧客へのサービスを向上できる。
