JX日鉱日石エネルギーは6月9日、室蘭製造所で石化工場化(石油化学製品の製造)運転開始に向け、原料となる輸入ナフサ船の第1船が入港したと発表した。
室蘭製造所は、2014年3月末に原油処理(日量18万バーレル)を停止した。
工事完了後は、パラキシレンの原料となるアロマ基材等の製造・輸出を行うとともに、引き続き、灯油をはじめとする石油製品の物流拠点として、北海道地区への安定的な製品供給に努めていく。
■入港船の概要
船名:SCF ALPINE(エスーシーエフ アルパイン)
総トン数:7万4602トン
船籍:LIBERIA(リベリア)
積載量:4万8375KL