ラサール/日本の物流施設開発は魅力的なリターン

2014年07月25日 

ラサール不動産投資顧問は7月25日、「2014年不動産投資戦略 中間レポート」を発表した。

物流関連の地域別の投資展望では、北米市場の米国では、不動産ファンダメンタルズは物流セクターで、テナント需要が予想以上に強いとしている。

カナダでも、不動産ファンダメンタルズは、物流セクターと商業施設セクターで改善し続けているが、オフィスセクターでは供給量が需要量を上回る状態にある。メキシコでも、物流セクターが好調で、空室率は5%を下回っている。

投資機会では、カナダで、物流と主要ビジネス地区周辺のオフィスが最も魅力的だという。物流セクターでは需給バランスが逼迫しており、トロントのウェスト・エンド地区やカナダ西部における新規開発が有望としている。

アジア太平洋地域の投資機会では、コア投資に関して、多くの市場で物流施設が魅力的であり、6%以上のレバレッジ前リターンが期待できる。ただし、例外として日本では物流施設の価格上昇により期待リターンは低下した。

一方で、日本では郊外型商業施設セクターにおける取得競争が限定的であったことによって価格が魅力的な水準に留まっており、5~7%のリターンが期待できるとしている。

開発投資も、テナント需要に適した不動産ストックが不足している市場では魅力的。中国や韓国の物流施設、シドニーのビジネスホテルなどが挙げられる。

日本の物流施設の開発は土地取得競争が増加して案件獲得が以前ほど容易ではないが、今なお魅力的なリターンを生んでいるとしている。

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