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ニチレイ/4~6月の低温物流事業は、売上高8.4%増、営業利益16.4%減

2014年07月29日/決算

ニチレイが7月29日に発表した2015年3月期第1四半期決算では、低温物流事業の売上高は435億7200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益が17億8900万円(16.4%減)となった。

低温物流事業は、TC(通過型センター)事業が好調に推移したことや、前期に稼働した物流センターの貢献などにより増収となったものの、車両調達コストや電力料、減価償却費の増加などのコスト上昇が響き減益となった。

国内では、既存顧客の取扱いが拡大したTC事業が好調に推移したことや、前期に稼働した東扇島2期棟や北九州TCが貢献したことなどにより増収。

トラック乗務員の不足や燃油価格の上昇などに伴う車両調達コストの増加に加え、電力料の負担増大などにより減益となった。

海外では、欧州地域で、運送需要の着実な取り込みやユーロ高の影響などで増収となったものの、チキンや輸入果汁など主力商材の在庫減少が響き減益となった。

通期は、売上高1730億円(2.8%増)、営業利益82億円(8.2%減)を見込んでいる。

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