遠州トラックが8月5日に発表した2015年3月期第1四半期決算によると、売上高58億3900万円(前年同期比2.8%減)、営業利益9700万円(41.6%減)、経常利益8200万円(41.9%減)、当期利益4800万円(43.2%減)となった。
グループでは、前年度に取り扱いを開始した新規業務が寄与した反面、契約終了に伴い一部有力荷主との取引が縮小したことや飲料、家電等の夏物商品の取り扱いが伸びを欠いたことなどが影響した。
利益面では、取引縮小の影響、斯業での乗務員不足や燃料価格の上昇に伴う輸送採算の低下、とりわけ傭車差益の悪化、一部新規事業の安定稼働化の遅れなどにより、減益となった。
通期は、売上高254億円(0.5%増)、営業利益8億3000万円(6.1%減)、経常利益7億4000万円(8.1%減)、当期利益4億5000万円(76.2%増)を見込んでいる。