大和ハウス工業は、9月25日、防府市と日本たばこ産業防府工場(JT防府工場)跡地での工業団地造成に伴う協力協定書を締結したと発表した。
大和ハウスは防府市、山口県と協力して工業団地への企業誘致に取り組む予定だ。
開発する工業団地は、総事業面積(敷地面積)約14ha、売却予定面積約13haの規模で、製造施設、物流施設、研究所など事業展開に沿った大型施設をはじめ、エリア拠点の新設として開発を見込んでいる。
6km圏内にブリヂストン防府工場、マツダ防府工場・中関工場、協和発酵バイオ山口事業所防府などが集積しているため、各関連企業の誘致に最適な立地。
JR山陽本線防府駅から約3.7km、山陽自動車道防府東ICから約5.8kmと、中国地方や九州地方へアクセスしやすい絶好の場所に位置し、水資源も豊富。
重要港湾に指定された三田尻中関港にもアクセスしやすいため、工業団地を開発する場所として優れた立地特性を有している。
今後、大和ハウスは9月29日に日本たばこ産業との土地決済を行い、行政との開発に関する許認可取得後、造成工事に着手するとともに、建築条件付きの事業用地の販売を開始する。
■工業団地の概要
名称:防府テクノタウン
設置場所:山口県防府市大字新田字築地、字川筋村
事業規模:約60億円を予定(土地と建物)
総事業面積:14万1646.56㎡
売却予定面積:12万9229.59㎡