グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(以下:GLP)は10月8日、埼玉県吉見町で日本ロジテムの専用物流施設「GLP吉見」の起工式を行なった。
4階建て、延床面積約6.2万㎡の規模で、来年9月竣工の計画。
埼玉県の中部に所在し、圏央道、関越自動車道、国道254号と407号至近に位置するため、効率的な物流オペレーションを実現すると同時に、首都圏やその周辺都市を含む幅広いエリアへの配送が可能となっている。
日本ロジテムの中西弘毅社長は「物流に対する期待度が大型物件に集中している。神奈川県に続いて、埼玉県全体での既存物件、顧客既存物件を集約を中心にした大型施設としてGLP吉見の利用に踏み切った」と説明した。
さらに「圏央道などの拠点として立地の良さと、このエリアでは大型物件が少なく、顧客に提案しやすい好立地だ。3PL営業でも、先に大型施設がある有利さを生かして行くことが、チャンスをつかむ重要な要素になっている」と抱負を語った。
<握手をするGLP 帖佐義之社長、日本ロジテム 中西弘毅社長、JFEシビル 藤井善英社長>
GLPの帖佐社長は「専用施設ということで、1階に低床と高床のトラックヤード片面づつ設けた。実際は4階建てだが、3階の天井を高くして、一部に4階を設けることで、有効高3mのエリアを新設するなど、日本ロジテム様の仕様に応じた対応を行った」と説明した。
■施設概要
施設名:GLP吉見
所在地:埼玉県比企郡吉見町
敷地面積:約34,000㎡
延床面積:約62,000㎡
賃貸可能面積:約61,000㎡
着工:2014年10月
竣工:2015年9月(予定)
施工:JFEシビル