出光興産は11月5日、化学事業の主力拠点、山口県の徳山事業所を再構築するとともに化学品物流拠点として機能強化すると発表した。
原油タンカーシーバースのナフサ入荷設備を最大15万DWTのナフサ船が着桟可能となるよう改造し、11月末から運用を開始する。
原料ナフサの輸入ロットサイズの大型化が可能となり、物流業務を合理化する。
<メタノールタンク>
化学品物流拠点としての機能強化として、原油処理機能を停止したことにより、従来利用していた原油タンクを化学品(メタノール)用に改造・転用し、2015年1月から三菱商事に貸与する。
今後も当事業所を燃料油事業の物流拠点としてその機能を強化するとともに、化学事業の主力拠点として競争力強化に向けた取り組みを継続する。