住友倉庫が11月6日に発表した2015年3月期第2四半期決算によると、売上高830億1300万円（前年同期比3.9％増）、営業利益45億500万円（8.5％減）、経常利益52億1800万円（8.8％減）、当期利益38億4500万円（13.8％増）となった。
物流事業全体の売上高は658億1000万円（4.1％増）、営業利益は43億4900万円（6.3％増）となった。
倉庫収入は、文書等情報記録媒体を中心に貨物保管残高が堅調に推移したものの、一部配送センター業務の取扱いが終了したことにより、112億8000万円（0.8％増）と微増にとどまった。
港湾運送収入は、コンテナ荷捌は概ね前年同期並みに推移するとともに、一般荷捌は輸入貨物を中心に前年同期を上回る取扱いとなったことから、187億6600万円（4.7％増）となった。
国際輸送収入は、プロジェクト輸送の取扱いが好調であったほか、一貫輸送も東南アジア、中国及び北米関連を中心に取扱いが増加したことから、167億3800万円（10.2％増）となった。
陸上運送ほか収入は、陸上運送収入は前年同期並みとなり、物流施設賃貸収入は前年同期に比べ増収となったことから、190億2400万円（0.6％増）となった。
通期は、売上高1700億円（3.1％増）、営業利益97億円（0.1％増）、経常利益109億円（2.0％減）、当期利益71億円（14.1％増）を見込んでいる。
