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国交省/ガントリークレーンの標準化を検討

2014年12月04日/物流施設

国土交通省は12月8日、ガントリークレーンの標準化等検討会を開催する。

ガントリークレーンの故障時の部品調達期間の短縮や災害時の港湾機能の早期復旧等を目的に、ガントリークレーンの部品等の仕様の標準化を検討する。

ガントリークレーンの部品や部位の仕様は各クレーンにより異なることが多く、故障した場合等に備え、予備の部品を各クレーンで準備する必要がある。

予備の部品を用意していない場合は、部品の調達に時間を要するため、コンテナ荷役に支障を及ぼすことが懸念されていた。

港湾荷役の安全性と効率性の向上による国際競争力の強化のため、国内外のコンテナターミナルの先進事例等を調査し、ガントリークレーンの遠隔操作等の高機能化の必要性について検討を行う。

1回目は、ガントリークレーンの仕様の現況把握と標準化に向けた検討方針、ガントリークレーンの高機能化に向けた検討方針を議題としている。

■委員名簿
委員長:阿部 雅二朗/長岡技術科学大学大学院技術経営研究科 教授
委員:
西村悦子/神戸大学大学院 海事科学研究科 准教授
上田 春生/日本クレーン協会 技術普及部 調査役
日吉 一洋/博多港ふ頭 整備技術部 部長
市村 欣也/三井造船 機械・システム事業本部 課長
吉江 宗生/独立行政法人港湾空港技術研究所 研究計画官
関係者:遠藤 仁彦/国土交通省 港湾局技術企画課技術監理室長

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