UDトラックスは12月11日、国土交通省にクオンのリコールを届け出た。
不具合の部分は動力伝達装置(プロペラシャフト)。
後輪2軸駆動トラックで、後前軸と後後軸間のプロペラシャフトスプラインヨークを製造する際、熱処理後の検査が不適切なため、スプラインヨークのスリーブ部に亀裂が生じているものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、スリーブ部の亀裂が進行し、最悪の場合、プロペラシャフトが破損・脱落して、走行不能になるおそれがある。
全車両、このプロペラシャフトを良品と交換する。
リコール対象車の台数は計713台。不具合の件数は0件、事故もない。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001063328.pdf