商船三井は1月22日、中部電力向け石炭専用船「SHIN YAHAGI MARU(新矢作丸)」が名村造船所伊万里事業所で竣工したと発表した。
商船三井が名村造船所と共同開発し、各種安全・省エネ仕様を採用した最新鋭の幅広浅喫水船型で、特に揚地である中部電力碧南(へきなん)火力発電所への 輸送量を最大化するために、全長250メートルとした「碧南マックス」船型だ。
1992年から21年間にわたり中部電力向け石炭専用船として活躍してきた「矢作丸」の名を受け継ぎ、新たな長期積荷保証契約の下、同社石炭火力発電所向け石炭輸送の中心的役割を担う。
SHIN YAHAGI MARU(新矢作丸)概要
全長:249.97m
全幅:43.00m
型深:18.70m
載貨重量:9万9323トン