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フェデックス/eコマースビジネスへのサポートに注力

2015年02月12日/調査・統計

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フェデラルエクスプレス(フェデックス)は2月12日、独立系調査会社のフォレスター社に委託し、2014年7月~9月に17カ国で行ったeコマースの消費者動向調査研究で、海外からの商品購入先として人気が高い国は、1位アメリカ、2位中国、3位イギリス、4位日本という結果になったと発表した。

日本の製品は中国、韓国、香港の人々から人気が高く、特に中国と韓国では、日本からeコマースサイトを通じて商品を購入したことがある人が中国48%、韓国32%と、どちらも日本がアメリカに次いで2位という結果になっている。香港の人々も32%が日本から商品を購入していると回答した。

フェデックスは、企業が日本から海外に製品を輸送する際に重要な項目に対し、顧客それぞれの状況に合わせたソリューションを提案している。

ソリューションの内容は「購入者満足度の向上」「物流業務の効率向上」「輸送手段と費用の最適化」の3点。

このうち、「物流業務の効率向上」では、効率・生産性向上に役立つツールの活用として、わずか数クリックで航空貨物運送状を作成することができ、出荷情報の保存もできるFedEx Quick Formなど、出荷に関する業務の効率を向上するツールを用意している。

また、オンラインによる書類申告として、海外への荷物の発送にはインボイスや通関書類の準備が必要。通関書類作成の手順を自動化したFedEx電子取引書類(ETD)は、販売者がオンライン上に書類をアップロードできるため、書類の印刷、荷物への添付が不要。

またその荷物が集荷される前に、フェデックスがアップロードされた書類をチェックすることも可能なため、書類の不備等に対応でき、スムーズな通関手続きに役立つ、としている。

なお、日本は現在、政府主導でクールジャパン政策を推進し、自動車、家電・電子機器等の従来型産業に加えて、服飾、食料品、生活を豊かにする製品やコンテンツ(アニメ、ドラマ、音楽等)をはじめ、日本の文化やライフスタイルの魅力を付加価値に変えて、「日本の魅力」を海外に発信するための施策を実行している。

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