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日通/ブラジル・サントス港向けダイレクト海上混載サービスを開始

2015年03月20日/国際

日本通運は2月から、コンテナ1本に満たない小口貨物を、ブラジル・サントス港を利用してブラジル各地に輸送する、日本発海上混載一貫輸送サービスを開始している。

新サービスの「ブラジルダイレクト混載」は、横浜・東京・名古屋・神戸で受諾した貨物を、日通の手配で横浜港に集約して船積みを行い、ブラジル・サントス港までダイレクトに輸送し、ブラジル国内の配達先まで一貫輸送する。

これまでブラジル向けの小口貨物は、日本各港から、経由地のシンガポールまで輸送し、現地法人(シンガポール日通)の手配で、サントス向けのコンテナへ積み替えを行って輸送していた。

新サービスでは、日本からブラジル・サントス港までコンテナの積み替えをすることなく輸送されるため、貨物へのダメージリスクを軽減することができる。

サントス港到着後は、現地法人(ブラジル日通)の手配で、スムーズな輸入通関手続きとブラジル各地への国内配送を行う。
 
これまで少量であってもコンテナ単位で輸送を行っていた危険品についても、新サービスでは受諾が可能となり、輸送コストを大幅に削減できる。

日通のブラジル展開は1979年の現地法人設立をスタートとして、日系物流業者としては、最大規模の8拠点を設けている。また、物流サービスについても海運、航空のフォワーディングだけでなく、倉庫業務、通関業務、国内輸送、海外引越、設備輸送など、顧客の輸送需要に応じたサービスを提供している。

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