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商船三井/3月期は売上高1兆8170億円、営業利益172億円

2015年04月30日/決算

商船三井が4月30日に発表した2015年3月期決算は、売上高1兆8170億6900万円(前年同期比5.1%増)、営業利益172億4900万円(58.0%減)、経常利益513億3000万円(6.6%減)、当期利益423億5600万円(26.2%減)と増収減益となった。

海運市況のうち、ドライバルク船市況は、西豪州からの鉄鉱石出荷量が過去最高を記録したものの、ブラジル出し鉄鋼石荷動きの伸び悩みや中国の石炭輸入量の減少等により船腹需給の本格的な回復には至らず、低調に推移した。

原油船(VLCC)と石油製品船市況は、秋口までは低調に推移していたが、10月中旬以降は冬季需要に加え原油価格下落やそれに伴う備蓄需要等により、高騰した。その後冬季需要期の終了等による若干の下落はあったものの、市況は前期と比べ高い水準で推移した。

コンテナ船市況は、大型コンテナ船竣工による需給ギャップが依然として大きく、運賃水準は低調に推移した。

セグメントごとの主な業績は、不定期専用船事業が売上高8578億円(2.5%増)、経常利益541億円、コンテナ船事業は売上高7891億円(10.3%増)だったが、経常損失241億円だった。

来期は、売上高1兆8200億円(0.2%増)、営業利益320億円(85.5%増)、経常利益600億円(16.9%増)、当期利益430億円(1.5%増)を見込んでいる。

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