川崎汽船/3月期は増収増益

2015年04月30日 
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川崎汽船が4月30日に発表した2015年3月期決算は、売上高1兆3524億2100万円(前年同期比10.5%増)、営業利益479億8800万円(66.3%増)、経常利益489億8000万円(50.9%増)、当期利益268億1800万円(61.1%増)となった。

コンテナ船セグメントの売上高は6774億円(16.3%増)、営業利益206億円(-)だった。

コンテナ船セグメントの内、コンテナ船事業は当期の積高は好調な荷動きを背景に前期比で北米航路約6%、欧州航路約8%、アジア航路約3%とそれぞれ増加する一方で南北航路では約6%減少したが、グループ全体の積高は約4%の増加となった。運賃市況は北米航路を中心に安定的に推移し、燃料油価格下落の影響もあり、当期の業績は前期比で増収となり黒字化した。

航空運送、内陸運送及び倉庫業を始めとする物流事業は、国内及び国際物流もアジアを中心に堅調に推移した。航空貨物については、北米路線を中心に日本出し輸出貨物の取扱量は前期比で大幅に増加した。物流事業全体の業績は、前期比で増収増益となった。

不定期専用船セグメントの売上高は6007億円(4.9%増)、営業利益365億円(11.5%減)だった。

不定期専用船セグメントの内、ドライバルク事業は大型船の市況が、昨年10月に一旦上昇局面も見られたものの、需給バランスのファンダメンタルズの改善が見られない中、12月に急落して以来、過去最低水準で推移した。

中型船においても、中国向け石炭輸送量の減少の影響などにより船腹余剰感の解消に至らず、市況低迷は継続した。小型船は、インド向け石炭輸送や中国向け鋼材輸送の堅調な荷動きに加えて、穀物輸送の増加があったが、運賃への上昇圧力は限定的で、市況は低位安定で推移した。

来期は、売上高1兆4600億円(8.0%増)、営業利益430億円(10.4%減)、経常利益400億円(18.3%減)、当期利益230億円(14.2%減)を見込んでいる。

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