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日通/53年ぶりの大幅な組織改正

2015年04月10日/SCM・経営

日本通運は4月10日、5月1日付の組織改正を発表した。

2013年4月から取り組んでいる「日通グループ経営計画2015-改革と躍進-」を大きく推し進めるため。

陸海空ワンストップ体制の構築のために、昨年5月から九州ブロック、関西ブロック、中部ブロックで組織改正を実施してきたが、航空事業部、海運事業部を廃止し、航空事業支店、海運事業支店を新設、陸上輸送部門とともに、関東ブロックを新設して、陸海空ワンストップ体制の構築を完了する。

本社組織の見直しでは、営業本部、国内事業本部、国際事業本部、ネットワーク商品事業本部、管理本部の5本部体制をグローバル営業戦略本部、海外事業本部、管理本部の3本部制とする。

グローバル営業戦略本部には、将来の収益の柱となる新規事業、商品の開発やマーケティング機能を強化するため、事業開発部、産業マーケティング部を新設する。

海外事業本部には、海外事業の一層の強化のため、グローバルフォワーディング企画部、グローバルロジスティクスソリューション部を新設する。

ブロック支店では、顧客のニーズに現場も含めて即応するため、関東ブロックに営業開発第一部、第二部、ロジスティクス開発部を新設する。

中部ブロックに、自動車関連の顧客に特化したオートモーティブロジスティクス支店を新設する。合わせて、航空宇宙産業をはじめとした各産業に対応する中部営業開発部を新設する。

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