三菱ふそうトラック・バスは4月14日、国土交通省にファイターのリコールを届け出た。
不具合の部分は動力伝達装置(センターベアリング固定金具)。
中型トラックの動力伝達装置で、センターベアリング固定金具の強度が不足しているため、プロペラシャフトの回転振動により、この固定金具に亀裂が発生するものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂の進行により固定金具が破断し、プロペラシャフトが脱落して、走行不能となるおそれがある。
全車両、センターベアリング固定金具に補強金具を追加する。
なお、センターベアリング固定金具に亀裂がある場合は、センターベアリング固定金具を新品に交換する。
リコール対象車の台数は23台。不具合の件数は0件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001086773.pdf