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オムロン/100億円投じ、バックライト事業で三島に工場開所

2015年04月16日/生産

オムロンは4月16日、国内外で伸長するスマートフォン向け市場に対する中小型液晶用バックライト事業の強化を目的に、今後2年間にわたり、100億円規模の投資を行うと発表した。

バックライト事業を担うオムロンプレシジョンテクノロジー(OPT)にグループ全社から50人規模の技術人材を投入し、研究開発と量産化および高度化の基盤となる金型の設計・製造体制の強化、自動化生産の加速に取り組む。

新たに静岡県三島市にOPT三島事業所を開所し、2015年夏以降からハイスペック領域のスマートフォン向けバックライトの金型製造工場として稼働させ、今後の需要の増加に対応する。

三島事業所の稼働により、2015年度内に金型の製造能力を拡充し、設計から製造までのリードタイムを大幅に短縮する予定。

国内に金型の製造拠点と技術開発機能を集約することで、オムロンの得意領域である制御技術やノウハウを活かし、組み立て工程での自動化を推進していくことで、急速な市場サイクルの変化と加速する製品の薄型化、高精細化に迅速に対応していくとしている。

■三島事業所について
事業所名:オムロンプレシジョンテクノロジー三島事業所
所在地:オムロン 三島事業所内 (静岡県三島市松本66)
敷地面積:3万3891.61m2
建築面積:8392.27m2
延床面積:3万250m2
構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート造・地上5階  

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