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山九/3月期の売上高10.8%増、営業利益28.3%増

2015年05月12日/決算

山九が5月12日に発表した2015年3月期決算によると、売上高4812億9100万円(前年同期比10.8%増)、営業利益212億5300万円(28.3%増)、経常利益214億5900万円(42.2%増)、当期利益117億5000万円(28.4%増)となった。

港湾作業はコンテナ取扱量の前年比増加に伴い、船内と港頭倉庫の荷役作業が増加、内航定期船作業の輸送効率化による収益率改善等があり、増収増益となった。

3PL事業は国内の消費財および電子部品取扱量が増加、単価改訂によるコスト転嫁も徐々に進み、海外では化成品や医薬品、自動車部品関連取扱量等が増加し、事業収益は改善している。

国際物流は国内の設備・機械関連輸出等の減少があり、海外では大型プロジェクト案件の輸送作業が端境期にあって利益面では低調となった。

構内では、国内の製鉄所関連作業が年間を通じて好調に推移、加えて中東での化学構内における操業準備作業の増加もあり、増益となった。

結果、物流事業の売上高は2519億2000万円(7.5%増)、営業利益57億5800万円(7.7%増)となった。

なお、機工事業の売上高は2075億5500万円(14.8%増)、営業利益139億9100万円(40.4%増)だった。

来期は、売上高4800億円(0.3%減)、営業利益220億円(3.5%増)、経常利益213億円(0.7%減)、当期利益136億円(15.7%増)を見込んでいる。

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