コグネックスは5月20日、画像ベースの固定型バーコードリーダの最新モデルDataMan150シリーズ、260シリーズ、360シリーズを発表した。
新製品は特許出願中の最新テクノロジPowerGrid をはじめ、高機能な一次元・二次元コード読み取りアルゴリズムを搭載し、高い読み取り性能を提供する。
交換可能な照明や光学系、オートチューンやトリガボタンも装備し、より高い柔軟性と使いやすさを実現した。
筐体がIP65に準拠しており、自動車・自動車部品、エレクトロニクス、食品飲料、物流など、厳しい製造現場環境への設置にも最適という。
DataMan150シリーズ、DataMan 260シリーズは、ケーブルの取り出し先を本体背面(ストレート)だけでなく側面(直角)に変更できる新設計の筐体で非常に狭い設置環境にも柔軟に対応する。
DataMan150シリーズはUSBとRS-232接続をサポート。DataMan 260シリーズはEthernet接続をサポートする。
DataMan360シリーズは、読み取り結果(OK/NG)の視認性に優れたリング型インジケータランプを搭載。システム設定をバックアップできるmicroSDカードスロットを装備。メモリ容量を3倍に増強(既存モデルDataMan 300 比)。画像バッファ効率が向上し、画像の保存スペースも拡大した。
DataMan150シリーズ、260シリーズ、360シリーズは、これまでのコグネックスのバーコードリーダ同様、高い読み取り率と使いやすさをコンセプトに、独自開発の最新アルゴリズムにより、さらに強化された読み取り率に加え、設置場所に合わせて選択可能な筐体形状や現場で交換可能な照明や光学系など使いやすさにも考慮した製品としている。