ラクーンは6月10日、運営する小売店向け仕入れサイト「スーパーデリバリー」が越境 ECとなる輸出販売サービスを8月25日からスタートすると発表した。
サービス名は「SD export」。
サービス開始にあたり、商品を販売するメーカー側の配送業務を簡潔にするため、物流代行サービスのディーエムエス(DMS)のサービスを利用する。
メーカーは輸出販売に関わる煩わしい手続きをせずに海外での販路を開拓することが可能となる。
海外小売店・企業からの代金回収は、ラクーンが代行するため未回収を防ぎ 100%の支払いを保証する。また、ウェブ上での商品説明など言語対策については翻訳機能によるサポートを行う。
輸出販売の専属チームを企画開発部に新たに設け、積極的な海外販売の推進とフォローに努めていくとしている。特に海外小売店の集客については、6月10日からサービス利用の事前申込を開始する。
「SD export」の利用についてはスーパーデリバリーとの契約が必要となり、「SD export」利用に際しての追加料金は発生しない。
契約例は、基本料月額4万円+取引金額の10%。